【文字おこし2】6.19社会的合意なきままの「新規制基準」の決定に抗議!!

【6.19規制庁前抗議行動 文字おこし2】「えー」や「あの」などは省略しております。 

〇福島老朽原発を考える会(フクロウの会)、原子力規制を監視する市民の会 阪上武氏 
http://fukurou.txt-nifty.com/ 

阪上氏: 
今日ですね、原子力規制委員会・本会議冒頭で、規制基準について、審査の議論がありました。 
1時間ほどでしょうか。 
事務方のほうから、新規制基準の内容ですね、パブリックコメントの内容について、説明があった後ですね、ほとんど議論はなく、承認というかたちになってしまいました。 
ただやっぱり、今日それでですね、最後に、今日午前10時に東京電力が、 
記者会見した内容ですね、その汚染水がですね、(福島第一原子力発電所の中)から、そのトリチウム、ストロンチウムが、非常に大きい値が出ていると。 
とくにストロンチウムは、非常に危険な放射性物質ですので、非常に気になるところですけれども。 
まさに、その福島(原発)事故は、全く収束していない。 
なにも片付いていない。 
本来なら、原子力規制委員会は、総力を挙げて、この福島事故の収束にあたるべきで、(原発)再稼働のための、(新規制)基準なんて、作っている場合じゃありません! 

(抗議者から「そうだ!」の声) 

阪上氏: 
その中で、まあその状況というのは、すでにその10時の段階で、あるいは以前にもう当然、(原子力)規制委員会としては、わかっていたはずですけれども、わざわざその東電の、その福島の、この大きなですね、ストロンチウムの問題っていうのをですね(+トリチウムも)、審議のあとにして、先に規制基準を、ほとんど議論もないまま、とっとと決めてしまうと。 
というのが、今日の内容でした。 
で、この間、新規制基準については、その当然ながら、福島の原発事故を踏まえてですね、しっかりと議論して、多方面からの批判的な内容を含めてしっかりと、検討した上で、当然、検討が進むものというふうに思われてましたけれども、はじめから、この7月18日を期限にして、さらに、10日間前倒しして、7月8日には決めてしまうと。 
はじめからスケジュールありき、はじめから結論ありき、というかたちで議論が進んできたと思います。 
で、この間、パブリックコメントが行われ、その検討の過程では、原子力ムラ関係者だけが検討すると。 
そして、ヒアリングは電力会社だけからしか行わない。 
住民やそして福島の(原発事故による)被災者から、どういう思いでいるのか、どういう思いでこの福島事故を捉えているのか、そして、新しい(規制)基準について考えをもっているのか、といったことは一切、(原子力規制庁・規制委員会側が)聴く機会はありませんでした 
で、電力会社だけからは意見を聴いた上で、その現実に実行性のある、結局は、基準を作ろうというかたちで、できてきた(新規制)基準となりました。 
いくつか問題がある中で、まあ1つは、その福島原発事故の検証というのが不十分だと。 
とくに、今回の事故で、津波ではなく、その前に地震によって配管が破断したんではないか。 
いうのが、まだ大きな問題として残っています。 
もしこれが地震による影響であれば、基準地震動よりも非常に小さい地震で、配管が壊れたということになりますので、この基準地震動そのものをどうみるか、というのが大きな問題になったはずです。 
ところが結局、今回の事故は、津波だけが悪いようなですね、津波だけのせいにされてしまって、基準地震動の策定については、ほとんど従来と変わらないというのが、規制基準の中身です。 
一方で、いくつか、厳しくなった面もないことはない。 
多重でこの想定、あるいは、とくに活断層評価については、(原子力)規制庁の中で、激しい議論もあってですね、一定の厳しい内容も入ったというふうに思います。 
ただしですね、原発を建てるに際しての、線量の基準。 
これについては、従来はですね、どんな事故が起きても、仮想事故といいますけれども、およそ考えられないような事故が起きたとしても、(原発の)敷地境界で、住民の被ばく線量250mSv(ミリシーベルト)を超えない。 
250mSvっていうのは、放射線の急性障害がでる可能性がでる(ある)という、いわれている線量です。 
で、(福島原発事故の発生により、旧)原子力安全委員会はですね、これを250(mSv)ではなくて、100(mSv)にすべきだという検討をしていたところです。 
まあこれは、ある意味住民に対して、およそ考えられないような、どのような事故が起きたとしても、住民のみなさんをですね、急性障害の起こるようなレベルの被ばくはさせませんよという、約束でもあったはずです。 
ところがこの、新規制基準では、この線量の基準ですね、立地審査指針に取り込まれた中身っていうのが、完全に無視されて、なくなってしまいました。 
それによって、この敷地境界での線量基準というのが、実質なくなってしまったわけですね。 
そのかわりにというので、でてきたのが、100TBq(テラベクレル)の総量規制。 
ところがこれは、セシウム(Cs-137)だけだというんですね。 
それはなぜセシウム(Cs-137)だけかというと、長期的に、住み続けることを考えた時にセシウム(Cs-137)だと。 
長期的に住むことだけが問題で、じゃあ住民の事故直後のですね、大量被ばくというのは、容認してしまってかまわないのか。 
100TBq(テラベクレル)で、田中委員長はですね、0.01mSv(ミリシーベルト)だから低いんだということを言っています。 
ところがそれはセシウム(Cs-137)だけを問題にしていて、希ガスやヨウ素を含めると、1,000mSvとか、あるいは3,700mSvにもなる、いうような評価もあります。 
ですから、セシウム(Cs-137)だけで総量規制をかけるというのは、誤魔化しなんですね。 
とくに、フィルタ付ベントのフィルタで採れないような希ガスとかヨウ素ですね。 
とくに希ガスについては、フィルタには全くかかりませんのでそういったものを無視してですね、結局住民に対して、事故直後大量の被ばくを容認してしまう。 
いまそういう基準になっています。 
それでいて世界一の安全基準だ、というのは言語道断! 
そんなことはありえない、というふうに思います。 
そして、この新規制基準で、今後、数々、原発再稼働、再起動の審査が行われるということです。 
で、この新しい規制基準ですね、厳しくなった中身も当然あります。 
これを本当に厳格に適用して、厳しい審査が行われたのかどうか、行われるのかどうかというのが、問題になるわけですけれども、それについても非常に不安を抱かせるような状況です。 
でそれは、いま既に行われている大飯原発(3・4号機)の評価ですね。 
でこれは、新規制基準ができても、運転を継続するために、とりあえずこの、現状での評価を行うということになっています。 
ところが、この声明にも書きましたけれども、結局関西電力はですね、基準地震動にしても、基準津波にしても、ほとんどこれまで通りの、(福島原発)事故前に行っていた中身を、これでかまわないんだというような中身になっています。 
で、(原子力)規制庁側は、規制委員会側は、いやさらに厳しい条件で(評価を)やらなきゃいけないということで、例えば活断層の評価については、2連動ではなくて、3連動でやりなさいと、当初は(そういう姿勢を)みせていたんですけれども、最終的にはですね、もう時間切れだということで、まあ関西電力は、やはりこの2連動ですね、(福島原発)事故前から評価していたものを、基準地震動にしたまま。 
で、おまけ的に、おまけ的にその3連動の評価ですね、少しはみ出るところ(関電が評価した断層モデルから地震動の応答スペクトルがはみ出したところ)は、そこだけを評価するという、非常に暫定的なものをやって(評価して)きたわけですけれども、(原子力規制庁・規制委員会側は)それをあっさりと認めてしまうというかたちで、いま審査が通ろうとしている。 
こんなことでは、厳しい規制基準だと、彼らは言っていますけど、結局、電力会社は主導権を握って、そして、その従来と変わらぬ、福島(原発)事故などまるで無かったかのようなかたちで、(再稼働への)審査が続くということになれば、いったい何だったのかと。 
この間の、この福島事故は何だったのか、ということにもなります。 
ぜひ、この新規制基準、私たちは認めることはできませんし、また再稼働に際してですね、この基準の適用に対してですね、非常にこの緩々の、甘々のですね、(福島原発)事故前と同じような審査であったら、とても、そんなことは許すことはできないということで、またさらにこの活動をですね、強化して、続けていきたいというふうに思っています。 
以上です。 

【文字お越し3】に続く 

以 上 

(参考) 
〇第11回原子力規制委員会・本会議(2013.6.19 10:30~12:00予定) 
http://www.nsr.go.jp/committee/kisei/20130619kaisai.html 

〇配布資料一覧 
http://www.nsr.go.jp/committee/kisei/20130619.html 

〇IWJさんの画像 (強風の臨場感をお楽しみください♪) 
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/85828

 

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