【文字おこし12】6.3全国から再稼働反対を訴える院内交渉集会 基準地震動について

全国から再稼働反対を訴える院内交渉集会 
       ~原子力災害対策指針と基準地震動(新規制基準)を問う~ 

【Ⅱ 原子力規制基準について 対・規制庁技術基盤課 1 基準地震動について】 

〇原子力規制庁 安全規制管理官付(地震・津波安全対策担当) 管理官補佐 江頭(えとう)基氏 

【1-1 基準地震動の策定方法について、新規制基準ではどう変更されたか教えてください】 

司 会 : 
少し(時間)オーバーしましたので、今度は地震のほうに(基準地震動(新規制基準))に入りたいと思います。 
どうも刀禰さん、長い時間ありがとうございました。 
先ほど言いましたけれども、江頭基さん、すこし自己紹介からお願いいたします。 

江頭氏: 
原子力規制庁の地震・津波担当の管理官、まあ課長ですけれども、その補佐をしております、江頭と申します。 
えーと、それでは座って、失礼させていただきます。 

司 会 : 
長い間お待たせしてしまって申し訳ありませんが、ざっと(説明していただいて)・・・ 

江頭氏: 
あのー、あっはい、でしたらあの、まず今回の(新規制)基準が、どういった点が変わったかということを簡単にご紹介差し上げたあとに、いただいた質問や・・・ 

司 会 : 
いや、だいたい、あのオープンに(質問文案)をしていおりますから、(内容は)知っているとおもいますので、ええ。 

江頭氏: 
ああ、じゃあ質問(から) 

司 会 : 
質問から。 

江頭氏: 
はい、わかりました。あのーそれでは、まずあの基準地震動の策定方法について、新規制基準ではどう変更されたか教えてください、ということです。 
これはまさに、今回の基準のあのーまあ、えー変更点の大きな、まあ大きく2つの変更点がありましたけれども、その中の1つです。 
それであの基準地震動、皆様方のご案内の通り、他の(原子力)発電所サイトで、将来起こるであろう一番デカい地震を、あのーまあ想定して、最終的にはその地震が起きたとしても、建物があのーまあ、もつように(地震に耐える)ということで基準っていうのはできておるんですけれども。 
今回まあ、福島の事故というよりも、まあ今まであの、安全審査の中で特に課題といわれていた、あのー、あとのあのー、ご質問にもありますけれども、あの基準地震動を超えた例というのは、あの過去何回も、あのー起きております。 
で、これはあのー、どのようにあのー、捉えるかということですけれども、あの原因の1つとして、えー(原子力発電所)サイトの地下構造、あのー、地盤ですけれども。 
地下構造の調査っているのが十分じゃなかったんじゃないかということが言われております。 
具体的にはあの、中越沖地震が柏崎刈羽原発、それから浜岡(原発)ですね。 
あのそういった発電所では、基準地震動を超えた事例が出ましたし、その原発として、あの地盤の中に、あの地震動、まあ震動は断層から伝わってきますけれども。 
(原子力発電所)サイトの周辺でその地震動というのが、えー大きく増幅されるような構造だったと。 
例えば柏崎刈羽(原発)の地下では、えー地層がうねるような褶曲(しゅうきょく)構造といいますけれども、そういったものが地下 
(構造)にあって、それが(褶曲構造が原因で地震動が)増幅したとか。 
それから浜岡(原子力)発電所では、あのー、柔らかい地層っていうのが、部分的に(地下構造部分の地層に)紛れていて、そこを通った地震波というのが、えー、増幅して特定の号機、あの浜岡の場合は5号機でしたけれども。 
その5号機の上だけ別に大きな地震動を観測したりとかそういった事例がございますので、今回の基準の中では、地下構造っていうのをこれまでより、あの詳細に調べてくれということで、あの地下構造を詳細に調べた結果、先ほど申し上げたような事例のようなものが隠れていないかと、そういったことをあのー、まあ探していただいて、でそういった例えば増幅構造があるならば、地下構造があれば、それを基準地震動を算定するときに、あのきちんと、おー含めてということは1つ、基準の中に盛り込んでおります。 
えーそれからあのー、あとそのーまあ基準地震動ということそのものではありませんけれども、これまであのー地震に対する基準っていうのは、いわゆるまあ(地震の)揺れに対して、建物がどうかということで、揺れがどれぐらい起きるかということを、あの一生懸命、まあ断層調査して、えーまあ測進して、そして明らかにするということをやっておりましたけれども、あの大きな地震を、あの地震動が出なくても、えー単純に地割れといいますか、いわゆるまあ我々「原因」と言っていますけれども、そういった地表面にあの、えーズレっていうんですかね、段差ができるようなもの、そういったものができるような、あー、断層の活動というものがございます。 
そういったことで、そういったあの、大きな地震動はでないんだけれども、おー、(原子力発電所)サイトの、例えば原子炉建屋の下のように、まあ真下のようなところに、そういったその原因が大きくなるような、あー、まあ断層みたいなものが隠れていないか、といったことも詳細に調査して、えー、ダメならば、まあそういったものの上に、あのやはり隠れている場合には、えー場合によっては、えーそういったものの上に、(原子力発電所を)建ててはいけないと、そういったことを(新規制)基準の中に〇〇った(←聞き取れない)としております。 
そういったことで、あの基準地震動、今まで過去各(原子力発電所)サイトでいろいろそのー、想定して、それを我々(規制する)側も審査していたわけですけれども、今回の基準見直しによってまあ、地下構造を詳細に調べてくださいとかあのー、強い地震動というのを及ぼさないまでも、もしかしたら地表面にズレが出るような、そういったもしかしたら細かいものかもしれませんけれども、そういったものを詳細に調べてくださいと、こういったところが地震関係は大きな変更点でございます。 
続けてよろしいでしょうか? 

司 会 : 
全部(の質問に先に回答するよう促す。) 

【1-2 基準地震動は事業者が定めることとしていますが、信用できるのですか? 
規制委員会はどのようにして事業者の示威的算定を調査して評価するのですか? 
新基準で各原発の基準地震動がどう増減するのかを規制委員会はどう試算していますか?】 

江頭氏: 
はい。つぎの2つ目のご質問ですけれども、えーまあ、(原子力)事業者が基準地震動をまず作るんでしょうと。 
あのこれはおっしゃる通り。 
それを(原子力)規制委員会としては、事業者のそういったまあ、えっと示威的算定ですかね、示威的算定を調査して評価するのですか?と。 
それからえー、審査基準で各原発基準地震動がどう増減するのかを規制委員会はどう試算しますか?ということですけれども。 
これはまさに、あのー今基準を、おー、もう作ろうとしている段階でございますので、まあそういったものは事業者がみながら、例えばあのー、どこどこの発電所では地下構造の調査を始めただとか、そういったことをあのー、我々は報道レベルでは耳にしますけれども、こういった新しい基準の姿をまあ、ある程度みながら、事業者が今いろいろな調査なり、評価を見直しているというところでございますので、我々の方ではあの、新しい基準ができたあとに、まあいくつかの事業者はあのー、そういった見直しの結果について申請をしてくるという段階になると思います。 
そういった申請してきた段階で、我々の方では、それっていうのは新しい基準に基づいて、しっかりと調査して、えーいろんなことをその考慮して、えー地震動なりあるいはそのー、地割れみたいなものが出るのか出ないのかという、そういったことをきちんと評価しているのかどうかということをあのー、みて評価することになりますので、現時点であのまあ、えー規制委員会あるいは規制庁の方で、何らかの審査を事業者の申請がくる前から、あの、やっているといったことはございません。 

【1-3 2000年代以降に起こった次の地震は、基準地震動を超える地震であったと言われています。この現実をどうとらえますか? 
これについて新基準は万全な対策がなされているのですか? 
 2004年に起きた新潟県中越地震では2516ガル、2008年の岩手・宮城内陸地震では岩手県一関市厳美町祭畤で4022ガルを記録した。また新潟県の柏崎刈羽原発が2007年の中越沖地震で停止してしまったときは、構内にある地震計が記録した加速度は1500ガルにも達していた。】 

江頭氏: 
それから3番目ですけれども。2000年代以降に起きた次の地震、これがあの例えば、あの私が先ほど申し上げたように、新潟県の中越沖地震だとか、あとは岩手宮城内陸地震、まあそういったもので、かなりの大きな揺れを、おー、こういう地震が起きたということですので、これを現実にどうとらえますかということ。 
それから、これについて新基準では、万全な対策はなされているんですか?というご質問でございます。 
で、これ先ほど申し上げたように、あのーま、宮城の地震だとか中越沖(地震)のようなその、いわゆる基準地震動を(原子力発電所)サイトにおいても超過したという地震が起きましたし、まあ宮城(←岩手と思われる。)の場合は、これはあのー、サイトというよりも、あの一関というところで観測した、こういうデータでございますけれども、そういったあのー大きな、地表面で大きな揺れっていうのを観測した地震というものを、あの、いずれも起きております。 
こういったことをあのー、我々えー、いろいろ分析して、これをその基準の中にまあどう反映していくかという中に、先ほど申し上げたような地下構造っていうのをしっかり調べましょうということでございます。 
例えば、あの岩手宮城内陸地震、それはあの地表面で4000ガルを越えるようなあの、地震というのが、あの起きてしまったその原因として、えーまあ、あのー柔らかい地層とそれから固い地層。 
そこがあのー、いわばバネみたいな作用が起きて、それで結果的に地表面で大きなあの揺れを観測したという特殊な地下構造での、これはやはりここでもあの、おー言われておりますので、えーサイトのある、原子力施設があるようなサイト、があるその地下で、同じような構造があのー、あるのかないか。 
部分的にいっても、あの部分的であっても、隠れているのか隠れていないのか、そういったことをしっかり調査して、えーもらうことは基準の中にいれて、えーおります。 

【1-4 活断層だけが地震を起こす訳ではありません。これらについて新基準は万全な対策がなされているのですか? 
 2000年の鳥取県西部地震、04年の新潟県中越地震、05年の福岡県西方沖地震、同じく05年の首都圏を直下型地震として襲った千葉県北西部の地震、07年の能登半島地震、08年の岩手・宮城内陸地震、11年の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)などは、すべて活断層として政府がマークしていなかった】 

江頭氏: 
それから4番目ですけれども、活断層だけが地震を起こすわけではありません。 
これについて新基準では、万全な対策がなされているのですか?と。 
それで、えー、2000年代の鳥取県西部地震とか、あのー新潟県中越地震でこういった、いわゆる政府なりが、あのーまあ、マークしていなかった、ここはあの、大きい地震動を出すような活断層だというふうにマークしていなかったところで(地震が)起きていると。 
こういったことに対して、どう対応するのですかということだと思います。 
で、基準の中にはあのー、まあ(原子力)事業者が一生懸命、えーここはその活断層だということで、えー調べて、そこからどれぐらいその揺れが出るのか、あー断層なのかとそういったことを調査して地震動の評価をするものもありますけれども、実際やはり、どれだけ調べても、地下に隠れているような、揺れを起こすようなあるいは変位を起こすような、えー断層のようなものをすべて把握するというのはなかなか技術的に難しい面がございます。 
こういった基準の中では、あのーわからない、あのその、いっくら調査しても、すべての断層っていうのは、えー見つけられるものではないという前提に立ちまして、えーいわゆるあのー、震源を特定しない、どこで発生するかわからないという地震に対しても、あの想定して、えー対処するという考え方が入っております。 
で、具体的にはあのー、われわれ今、策定しようとしている新しい基準の中では、えーここに書いてあるように、この鳥取県西部地震であるとか、あの宮城の地震、こういうったものを、おーあの、発生したその近傍で、えーどういったその実際に揺れが起きているのかという、そういった観測データっていうのを事業者にしっかり集めてもらって、で、それで似たようなその、おーこういう構造の地震っていうのが、例えば自分の(原子力)発電所の、おー真下で発生したとしたら、その地盤の影響も加味してどういう影響があるのかと、どういう事象が起きるのかそういったことを評価して、えー建物の評価、施設の評価をするということを求めております。 
ということなので、えータイトルが活断層であるということがわからないものについての、過去に、ここで(質問文案で)あげていらっしゃるような地震の観測データみたいなものと、それから事業者にお願いしている地下構造の詳細調査の結果っていうものを加味していただいて、具体的なその予期しない地震みたいなものが、えー(原子力施設の)真下で起きた時には、えーどういう事態が起きるのかといったことを評価して、えー実際にそれ(基準地震動)に耐えなければいけないという基準にしてございます。 

【1-5 新基準では、3次元地下構造の把握を指示し、地下構造の地震応答モデルで評価しているが、そのモデルの正当性は誰が保証するのですか?】 

江頭氏: 
それから最後ですけれども、この先ほど私がいろいろ申し上げている、3次元地下構造の把握を指示し、地下構造の地震応答モデルで評価しているが、そのモデルの正当性は誰が保証するのかということですね。 
これはあのー、えっと実際に調査して、その調査した地下構造モデルで、実際に地震が起ころう、おー伝わっていった、いやあのまあ、地下を伝わって建物に、建物を揺らすのに、ということに実際にこの(原子力施設)サイト内に、地下構造モデルというのをつくることになりますけれども、地下構造モデルの妥当性っていうのは、すなわち、どれだけ地下を詳細に調査していくかということにつきますので、(原発事業者は)えーできる限り詳細に3次元的に地下の調査をしていただいて、えー3次元的に特殊な構造があるんであれば、それをしっかりこの地下構造モデルに入れていただいて、実際どういう揺れが仕様にでるのかということを評価していただくということになります。 
で、実際にこういったそのモデルなり、その調査の妥当性っていうのは、審査の中で我々もしっかり検証していくという形になります。 

司 会 : 
はい。ありがとうございました。 
これについてパブリックコメントの検討チームはいつ行われるのか、(6月)6日でしたか? 

江頭氏: 
(6月)6日ですから、木曜日です。はい。 

司 会 : 
そこで出たパブリックコメントについて、審議がなされるということですね? 

江頭氏: 
そうです。 

以 上 

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