【文字おこし4】全国から再稼働反対を訴える院内交渉集会 浜岡原発を考える静岡ネットワークさんの質問

全国から再稼働反対を訴える院内交渉集会 
   ~原子力災害対策指針と基準地震動(新規制基準)を問う~ 

【浜岡原発を考える静岡ネットワーク 鈴木氏による質問】 

〇浜岡原発を考える静岡ネットワーク 事務局長 鈴木卓馬氏 
http://blogs.yahoo.co.jp/hamaokagenpatunet 

〇原子力規制庁 原子力防災課 課長補佐 刀禰(とね)正樹氏 

鈴木氏:静岡から来ましたけれども、浜岡原発を考える静岡ネットワーク、鈴木と申します。 
静岡県では、5/15に原子力学術会議・原子力分科会で、国の防災計画修正に合わせて、静岡県の防災計画が発表されました。 
(参考) 
静岡県防災・原子力学術会議平成25年度第1回原子力分科会 
http://www.pref.shizuoka.jp/bousai/kakushitsu/antai/bosaigenshiryokugakujyutukaigi.html 
(資料1)静岡県地域防災計画(原子力災害対策の巻)の修正の概要 
https://www2.pref.shizuoka.jp/all/file_download101600.nsf/D8D9AD899F25EAC649257B6D00335340/$FILE/shiryou1.pdf 
(資料2)静岡県地域防災計画(原子力災害対策の巻)新旧対照表 
https://www2.pref.shizuoka.jp/all/file_download101600.nsf/D8D9AD899F25EAC649257B6D00335340/$FILE/shiryou2.pdf 

鈴木氏:これは委員だけに発表されまして、私どもはそれを傍聴したという立場で聞いておりますけれども。 
5/21付で、これについての公開質問状を(静岡)県知事宛てに出しました。 
中身は詳細には言いませんが、(刀禰氏に)渡します。読んでほしいが、簡単にいえば実際問題、物理的に(避難)は不可能だと。 
で、もう一つそれ(避難が不可能であること)は住民に対して説明するのかどうか。どういう場を設けるのか大きく分けて2つありますけれども、もちろん原発事故というのは過酷事故だけではなく、いろいろな事故が想定されるわけですが。 
私たちはやはり過酷事故、これに限定して考えるべきだと思っています。 
5/5付の中日新聞で「ニュースを問う」という記事が掲載されています。 
浜岡原発の避難計画、この記事も(刀禰氏に)渡します。 
戦前に桐生悠々(きりゅう ゆうゆう)という新聞記者の方が『関東防空大演習を嗤ふ』(信濃毎日新聞)という記事を出しました。軍部を激怒させ、大弾圧をくらったわけですが、(原発事故避難計画)これに通ずるのではないかということで、5/5付の新聞は出しているわけです。 
桐生悠々は、「敵機を我が領土に迎え入れることそのものが、もはや敗北。だから敵機を迎え入れることを予定した作戦計画は滑稽だ」と。 
嗤うというのは「あっはっは」と笑うことではなくて、”嗤う”字を使っているんですが、これを引いて(引用して)中日新聞は、そもそも原発の事故が起きれば取り返しのつかない大惨事になり、もはや事故を前提にした避難計画は無意味。原発を動かすならば、覚悟を決めたほうがいい」というふうにいっているわけです。 
(途中会場からは拍手がおきる。) 
「中部電力は、地震・津波対策を進め、いつか住民は再稼働の判断を迫られるときが来るかもしれない。そのとき、原発事故の前に避難計画が無力だということを忘れないでほしい。」というふうに結んでいるわけです。 
で、これはある市の、防災関係の30km圏内の市ですけれども、防災対策室に(この記事を)大きくコピーして貼ってあるというんですよ。 
で、実際問題として、市でも県でも困っているわけですよ、この防災計画。 
事故が起きてしまったら物理的にどうにもならない。 
浜岡の、実際に30km圏内は85万人、別に浜岡は過疎地でもなんでもないですよ。 
そういう意味で非常に(避難)対象者が多いわけですからね。 
実際問題こういうもの(防災計画)を作っていってね、役に立つのかどうなのかと。中日新聞の言うとおりではないかと。 
我々の主張と同じだというふうに思っているわけですよ。 
だから我々の主張からすれば、そんなことよりも原発をなくしたほうがいいという主張になってくるわけですが。 
(会場からまたもや拍手。「そうです!」の声) 
ただ原発が廃炉になっても残るわけですよね。使用済み燃料は、まだ浜岡にありますんで。 
そういう意味ではその管理とか、安全管理をやる必要があるんですが。 
それに対する防災対策、もちろんまるっきり否定しているわけではないですが、必要なことは必要だが、(原発を)動かしていて防災対策をやっても、それこそ無意味ではないか。 
(会場から「そうだ!」の声) 
というふうに思っているわけで、これは私どもグループ、市民運動の主張なんですけれども、後で文章渡しますので、1つの参考にしていただきたいというふうに思います。 
真正面から否定してしまって悪いですが。 

司 会 :どうですか。物理的に不可能だという言葉があちこち(の自治体)から出ています。これからも出してもらいますが、これについてあなたはどういうふうに思いますか? 

刀禰氏:まず2つお話し申し上げますが、1点は私どものこの防災対策の立場として申し上げたいことは、私どもとしては、原発が動いていようが止まっていようがそれは関係ないと。 
原発に使用済み燃料がある限りは、何か事故が起きるかもわからないということを想定して、防災対策を考えました。 
したがって、これは原発が動いているかのいかんにかかわらないという判断でございます。 
むしろ(原発が)止まっているから安心だというんじゃなくて、止まっていても平時から何か起こるだろうということに備えて・・・ 

司 会 :(使用済み燃料)プールがある以上は危険と。 

刀禰氏:当たり前です。それは当たり前です。 

会場から:過酷(事故)前提じゃない、(原子力災害対策)指針てことですよね? 

刀禰氏:はい、もちろんです。もう1点は・・・ 

司 会 :もう一度言ってください。過酷前提の指針ではない。 

刀禰氏:あの、私どもとしてはですね、もちろん(原発が)稼働していることも、もちろんリスクとして考えなければなりません。稼働していなくてもリスクがあるという前提で(原子力災害対策指針を)作っております。 

会場から:だから、それ、ちょっとごまかしたから、それ。 

司 会 :(原子力災害対策)指針は、(原発)稼働前提として作ったわけですよね? 

刀禰氏:もちろん、私どもとしては、原発の再稼働がどうかということに関しては、私どもは防災担当として、(原発再稼働を)判断すべきものではないですから、あくまでも原子力発電所が存在するということのリスクに鑑みて、どういう避難計画、どのような準備に対する防護措置をとるべきかということで考えます。 
もう1点ついでに申し上げると、アメリカのお話があったので、よく誤解されるものですから。 
日本の方が(規制が)厳しいと取り立てていうつもりはないんですが、誤解されやすいので申し上げておきますと、アメリカは10マイル、50マイルの2段階の防災対策の考え方をもっています。 
私どもが今30km圏を目安として、平時から避難計画を作ってください、ヨウ素剤を配布してくださいとお願いしている区域は、アメリカでは10マイル(約16km)を指しております。 
アメリカの50マイル(約80km)というのはそうではなくて、今回の福島もそうでしたが、食品の摂取制限などですね。 
実際に放射性物質が避難を求められるようなほどの被ばくを与えないけれども、やはり微量の放射性物質が漏れて、それによって、食品の安全性が、危険性が高まるということで、食品の摂取制限などを考えなければいけないような・・・ 

( ↑ 必死の言い訳ですね♪ ) 

司 会 :いや、米軍が80km圏内を退避させたでしょ? 

刀禰氏:それは当時のアメリカのマナーですね。 

(連載【文字おこし5】につづく) 

以 上 

 

文字おこし:M

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コメント: 1
  • #1

    でじたるコミック (土曜日, 08 6月 2013 10:03)

    おぉっ! やっと出たっ! 
    そうだ、原発の過酷事故が発生したら、立地および周辺自治体の避難は、全く完全に完璧に、ムリなのだ!

    当の規制委が発表した突っ込み所満載のアノ『拡散シミュレーション』ですら、避難がムリなのは歴然としている。対数グラフの100km地点、何処の原発も現行避難基準年間20mSvを軽く超えている。

    安全指針には、『何処へ逃げれば安全か』の指示が何処にも無い。
    逃げる先が判らないのに避難計画?!

    浜岡は静岡の問題では無い。
    プルームは軽々と箱根を越える。
    その先は、世界有数の人口密集地帯・南関東。
    3400万人が居住し、昼間の人口はそれをはるかに上回るだろう。
    南関東には、官公庁・大手企業の中枢部がひしめく。
    浜岡は日本を壊滅する。

    浜岡に苛酷事故をもたらす懸念が高い東海地震は、浜岡直下に震源域があり、5号機直下には地震動を4倍に増幅する褶曲がある。
    フクシマは熔ける時間があった。
    しかし、浜岡は運転されていれば制御棒が入らす、核暴走して吹っ飛ぶ可能性が在る。
    このオタンコナス木っ端役人は、稼動のリスクを矮小化している。
    中電が苛酷事故対策に主張するベントさえ、間に合わない。

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