第6回大飯原発評価会合 高知大学岡村特任教授の文字おこし!

5月20日(月)第6回大飯原発3・4号機の現状に関する評価会合が開催されました。 
地震地質学の専門家である岡村眞高知大学特任教授が検討委員になられていたのですね。 
東洋大学 渡辺満久教授と同じく、心ある専門家の一人です。 
岡村教授の発言を文字おこししました。 島﨑委員の援護射撃となり大飯原発が一日も早く停止されますように (祈願!) 

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島﨑委員:~(略)~すみません、岡村先生にお待たせしておりますので、よろしければ次のコメントをお願いいたします。 

岡村氏: 
前回、意見書を出させていただきましたけれども、これは活断層がどう続くのかっていう連動性の議論がもっぱらでありますけれども、阪神淡路大震災を引き起こした、要懸案地震以降ですね、いわゆる活断層が動いた地震というのはあまりないんですね。ですから、あまりそこだけ議論しても。 
そりゃもちろん、活断層の議論は重要なんです。プラス、そうじゃない地震ということも考えなければいけない。 
基本的には、強震動発生域、アスペリティをどこに置くかっていうことは、まったくわからないわけで、やはりこれも最悪の想定をしておくべきだというのが結論なんです。 
ただここで、今日提示していただきましたものが、前回のところまでしか私は理解しておりませんでしたので、それを見てみますと、非常に測線が粗いのにもかかわらず、断層がどう伸びるのかっていう議論がされていて、これは議論に値しないということで、今回は新しい測線を6月位までには、やはりきちんとデータを出していくということで。 
なかなか、このくらいの変異量の小さい断層はですね、例えば今回の紙面にしておられますように250mの測線でも、なかなか隣りにどうつながっていくのかっていうのは非常に(評価)が難しいんですね。 
ただ、それがやはり密であればあるほど、正確にその表面の、海底面の割れというか、浅い堆積物の中で、どういうふうに力が分散されているかということは解るので、そういう意味では1つ進歩するのかなというふうに期待はしております。 
ただ、今言ったように、特にですね、前回のお話とダブルのかもしれませんが、15kmギャップがあるからといって(離れているからといって)、それが連動しないということは(ない)。 
特にここは、ガスの散乱層があったりですね、それから浅い海で、表面の堆積物がどうも不均質らしく、表層の堆積物の反射面さえも非常に見にくいという状況があります。 
従って、ここに断層があるかないかという議論をしてもあまり意味がない。 
基本的には同じセンスのものが、同じ方向であるならば、それは連動するというのは、活断層の方(専門分野)では、常識だと思いますので。では、その常識というのは何かというと、紙面にしましたように、たとえば産総研の岡村さんも慣用されております、2007年の能登半島地震M6.9でありますけれども、これも岡村さんが調査されて、海域のところに(測線が)引かれていたわけですね。 
ところが現実は、断層面はもう陸上のところまで関連(して)伸びているわけで、この一つの例を考えてみても、あまり浅いところ、堆積物が不均質なところで、断層のうんぬん(議論)してもですね、実際の地震あるいは断層運動自体は非常に広範な地域に及んでいるということなので、これはあまりいただけない議論だなあというふうに思っております。 
それから福岡県西方沖地震の海底部分ですが、これは九州電力の資料ですが、やはり南北では活断層が書いてある。 
今回(実際に)地震を起こしたところだけ、『(断層が)無い』ことになっていたわけですね。 
(無いことになっていた活断層が)動いてしまったということなんですね。 
こういうことはしょっちゅうあるので、先ほど産総研の岡村さんが言われたように、何のために調査をするのかというところがよく・・・(わからない)。 
(関西電力側が調査を)やられるのはいいんですが、それがあまり結果的には影響は、大きな根本的な問題の解決にはならないように思っております。 
具体的に申しますと、前回示していただいた、例えば、(解釈断面図)JNO-2断面がありますね。 
(第4回大飯発電所3・4号機の評価会合資料3-2 P.25) 
http://www.nsr.go.jp/committee/yuushikisya/ooi_genjyou/data/0004_04.pdf 
でここも、表層部分をみると、どうも圧縮性の何か膨らみがあるようにも見えますが、逆により下の基盤というか反射面は、どうも合わないということがあって、なかなか実は解釈が難しいんですね。 
伸びの方向をきちっと掴むということをやられる(調査する)ということは、1つの進歩だと思いますけど、計画が250mのインターバル(間隔)でやられる(調査する)ということなので、これがうまくつながるといいんですけど。 
断層自体ではなく、そういう海底地形の膨らみみたいなものですね、これがこう、雁行状に配列していたりということが当然想像されますので、それが全体の断層方向とはむしろ違った力のかかり具合ということで、表現されていることもあるので、そこがクリアになれば、ちょっとは議論が進歩するのかなあというふうに思います。 
いずれにしてもこの6本ぐらいの測線で、何か連続性うんぬんとか、断層の方向性うんぬんとか、熊川断層と伸びの方向が違うとか直行するとか言ってもですね、あまり意味がない。 
そういうことに(議論に)使うべきではないというふうに思います。 
今日初めて(断層調査に係る資料を)見せていただいたんですけれども、やはり地震(研究)をやっていれば、濃尾地震の3つの断層の連動性ということ、これは非常におおきな懸念事項ですね。 
センスも非常に似ているようだし、あの(濃尾地震の断層)の場合は、東が上がっているんですかね。その逆断層成分が大きいんですけれども、横ずれも伴うということで、一番懸念されるのはやはりM8.0の濃尾地震というのを私が一番懸念します。 
非常に似ているんじゃないかというふうに思います。 
それから断層面、表面が見えると。それからある程度下の傾きをどういうふうに考えるかという。 
つまり地震を起こす本体の分をどう考えるのかということは、また別の問題として出てくるですが、たぶんこれをやっても(議論しても)決着がつかないのかもしれません。 
大事なことは、〇〇先生(ふじ・・・聞きとれませんでした)が言われたように、強震動発生域をどういうふうに想定するのかということで、もしわからないのであれば、やはり原子炉本体の真下に強震動発生域を是非置いていただいて(想定して)、それで(地震に)耐えられるかどうかという議論をちゃんとやっていただかないといけない!!(強い口調で発言されていました!) 
これは調査するしないにかかわらずですね、強震動発生域、アスペリティを(原子炉)の真下において(想定して)いただく。 
(関電側からデータが)出てこないという予測もあるのですが、つまり調査からそれが議論できるという可能性は非常に少ないと思うので、基本的に最悪の想定をしていただいて、議論を進めていただきたいと思っております。以上です。 

島﨑委員:はい。ありがとうございました。何かコメントがありましたらどうぞ。 

【関西電力土木建築室 原口チーフマネージャー登場】 

原口氏:あの、まっ、コ、コメントといいますか、あのー、非常に、あのー、えーとー、貴重なご意見ありがとうございます。 

【隣席の大石土木建築室長 ペットボトルの飲み物飲む!】 

原口氏:あのー、私たちも、あのー、なんていうんですかね、えーと、地質調査でですね、どこまでわかるかということについてはとくに、あの、深部の構造ですね、あの、4km・5kmまで、あの、調べるのかといわれるとですね、非常に難しいのは事実でございます。ですので、えー、まあ、あのー、基本的な考え方は、えー、やはりあの、えー、それなりの規模を、えー、もった断層であればですね、まあ、地表面とはいいませんけれども、少なくとも基盤構造に、えー、そういったものを与える、あの、痕跡を残すですとか、それからまさに変動地形、えーなんですか、地形にそういうものを残すんじゃないかというようなことから始まってですね、さらには先ほど、あの、ご提案のありましたような地震ですね。微小地震、まあ、発生状況こういったもの、あのー、みながら、えー、少しでも中を推定していくというようなことを、あのー、まっ、手法としてもいろんなものを使って、で、えー、エリアとしてもですね、その、まあ、面的な捉え方もあの、当然必要ですし、断面的な捉え方も必要ですし、そういった形でいろいろな、あの、見方をして、えー、少しでもその、えー、地震・断層の、えー、真の姿に迫りたいというふうに思ってございまして、えっ、そういった観点からはですね、あの、必要なものがあれば、あのー、えー、これからでもどんどんやっていこうというふうに思ってございますので、あの、えー、足りないところがあれば、またご指摘をいただければと思います。 
で、ただ、あのー、えー、限界が、えーまあ、どこら辺にあるのかというのは、あのちょっと、我々にはきちんとすぐにはわかりませんけれども、いずれにしてもですね、えー、きちんとリスクを評価するためにはですね、あの、地質調査っていうのは、必須なものだというふうに思ってございます。あのー、えー、とにかくあの、大きな地震動をやって、えー、あのー、(原発が地震に)もてばいいじゃないかということではなくですね、やっぱりあの、本当の意味でのリスクを、きちんと把握するという意味で地質調査が、あのー、えー、持つ、なんて言うんすかね、意味合いというのは、あの少しもその、えー、限界等々にかかわらずですね、あの、あると思っておりますので、そういった観点からはあの、えー、できるだけの、あのー、ベストなことをやっていきたいというふうに思ってございます。 
(どうしたのでしょう??しどろもどろでした。) 

島﨑委員:あの、この調査にかかわらず、3連動っていうものを考慮して、まあしっかりとした基準地震動を作りあげていただきたいと思っておりますけれども・・・(略)。 

(会議映像) 
第6回大飯発電所3・4号機の現状に関する評価会合 (平成25年5月20日) 
今回も全編必見です!! 
一部文字おこし部分は、会合開始後44分あたりから~10分ほどです。 
http://www.youtube.com/watch?v=DkbpRN0uhMY 

(会合資料) 
議事次第 http://www.nsr.go.jp/committee/yuushikisya/ooi_genjyou/data/0006_99.pdf 
資料1 http://www.nsr.go.jp/committee/yuushikisya/ooi_genjyou/data/0006_01.pdf 
資料2 http://www.nsr.go.jp/committee/yuushikisya/ooi_genjyou/data/0006_02.pdf 
資料3 http://www.nsr.go.jp/committee/yuushikisya/ooi_genjyou/data/0006_03.pdf 
参考資料 http://www.nsr.go.jp/committee/yuushikisya/ooi_genjyou/data/0006_04.pdf 
文字おこし部分にかかわるものは、資料1です。 

御用新聞も記事にしています。 
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20130520-OYT1T01022.htm 

原子力規制を監視する市民の会HP 
http://kiseikanshishimin.jimdo.com/#126 

 

以上

 

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