5.15島﨑邦彦規制委員会委員長代理会見 文字おこし

 

昨日は推進派の方々にはショックなことが2件もあったことになりますが、
原子力規制委員会がその使命をきちんと果たされていることは非常に評価すべきですね。
 
5月14日に行われた敦賀発電所敷地内破砕帯の調査に関する有識者会合は必見です!!
 
 
 
その後に行われた原子力規制委員会島﨑邦彦委員長代理の会見を簡単に文字おこしいたしました。IWJさんの映像です。
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島﨑氏  :日本原電敦賀発電所敷地内破砕帯の調査について有識者会合の評価書のとりまとめを行った。昨年11月から学会推薦の4名の有識者にご協力いただき、現地調査、5回の評価会合、ピアレビュー、また事業者からのヒアリング、検討を行ってきた。現時点で敦賀発電所の敷地内に存在するD-1破砕帯、これは耐震設計上考慮すべき活断層と考えるべきであるという評価に至った。この評価書を私が預かり、速やかに原子力規制委員会に報告するとともに、委員会として対応を審議する予定。
 
共同通信:日本原電側は結論に納得していないが、それをどう感じているか。
 
島﨑氏  :我々は科学的判断を行うことが任務。それに従って最終的な結論に至った。
 
共同通信:原電側科学会が求めていたものと違うものを求められていったという声も。反省点・改善点をどうとらえるか。
 
島﨑氏  :具体的なご提案をいただいている。今後十分考慮して、反映した形で進めていきたい。
 
産経新聞:耐震設計上考慮すべき活断層であるという部分を修正するとあったが、活断層であるという部分はかわらないわけですね。
 
島﨑氏  :はい。かわりません。
 
産経新聞:どのように修正するのか。
 
島﨑氏  :最終的なところではなく、それに至る特有のところで。
 
産経新聞:一号炉の直下に走る破砕帯は今後検討とのこと。どうようにすすめるのか。
 
島﨑氏  :事業者からの報告が現在ないので、それを待つというかたちになる。予定はありません。
 
産経新聞:事業者側が2号炉について6月末までに再度報告書を提出する、結論を待ってほしいとのこと、待てない理由はあるのか。
 
島﨑氏  :待てる待てないということではない。今までの事業者側の報告書を十分審議した結果、結論がまとまったのでまとめた。
 
読売新聞:約半年の議論を終えての感想は?
 
島﨑氏  :実際やってみないとわからないことがある。どういうデータ・内容・形・ポイントがあるのか、それぞれ、場所によって違う。それぞれの場所・時点でなるべく適切に審議を進めていきたいと思った。結果として、6か月かかったということ。
 
読売新聞:安全性の低い状態にあった敦賀原発が、これまで事故を起こさなかったのは幸いであったと島崎先生は発言された。もんじゅに関しても同様の発言をされているが、日本原電への安全性に対しての意識についてどうお考えか。
 
島﨑氏  :安全文化みたいなものとは違った話。我々はJNES(?聞き取りづらい)さんと協力し、安全性に問題があるものは、安全性を高めるようにしていくというのが、本来の仕事と考える。
 
朝日新聞:有識者4名が難しいジャッジであったと発言されている。島崎先生自身の感想は?
 
島﨑氏  :そうですね。学問的な面・科学的な面、色々な切り口があると思う。誰が調査したということもある。色々な制約を考え、皆さんなかなか難しいと言われたんだと思う。そういうふうだと思う。
 
朝日新聞:島﨑先生、安全性が低い状態を一歩踏み出せるとの発言。一歩踏み出すとは?
 
島﨑氏  :現実の状況が分かったということは、もし対策が必要であれば、それを考える状況になったということ。
 
電気新聞:新たな知見が見つかった場合は対応するとのことですが、新たな知見かどうかの判断はどのように行うのか。
 
島﨑氏  :実際どういう内容の新たな知見が出てくるのかわかりませんが、判断基準はいつも変わらず同じものだと思う。
 
電気新聞:判断は島﨑さん一人で行うのか、定例会等にかけて行うのか。
 
島﨑氏  :内容・時期による。私が(規制委員会を)辞めた後に出てくれば、私は判断する立場ではない。まあそれによると思う。
 
NHK   :報告書を日本原電側にどのように受け止めてほしいか。
 
島﨑氏  :日本原電が調査をした報告書をもとに科学的に評価するとこういうふうになった。なるべくわかりやすく説明をこれまでもしてきた。そのような報告書にすべく努力した。そのまま受け取っていただけたら思う。
 
NHK   :報告書の中で原電側の調査・ロジックの手法では不十分であると指摘しているが、不十分な部分が埋まる材料があれば見直すこともあるのか。
 
島﨑氏  :先ほどから申し上げた通り、どんな内容で出てくるかによるが、結局新しい知見と同じこと。
 
NHK   :今後も他の原発に係る断層調査が続くと思うが改善点等はあるか。
 
島﨑氏  :意見・提案は考慮していく。今後の調査・審査・議論に役立てたい。
 
テレビ朝日:解釈の取り違いをしてはいけないので確認。島﨑先生、議論中盤で資料P.5のまとめを朗読。先生方から『安全性の判断として』の一言を削除してほしいとリクエストがあった点。K断層は活断層とほぼ思っているが、D-1破砕帯全体はそこまで言えない。活断層と書き上げたほうがよいのではとの提案があった文脈。その際島﨑先生、有識者会合としてD-1破砕帯はと続けて、安全側の判断はとばして、耐震設計上考慮すべき活断層であると考えると。そのあと影響を与えるおそれを考えると思う。皆さんよろしいですか?と言ったご主旨は?この安全側の判断として削除しましたよという意味で確認をとったのか、それとも有識者の意見はあっても、D-1破砕帯は活断層であるというくくり方でいいのかという確認をとったつもりなのか。
 
島﨑氏  :その議論は2つ。K断層の評価と、K断層とD-1破砕帯が一連の構造である可能性がある。両方を合わせた結果、D-1破砕帯が耐震設計上考慮すべき活断層であるという結論になる。全体の構成を確認した上で最後の結論を読み上げた。先生方としては科学的な判断であって、ここでは安全性の判断というのは入っていない。
 
テレビ朝日:鈴木先生・藤本先生が躊躇されていたD-1破砕帯を、島﨑先生は活断層であると断定していいんだと考えているのか。
 
島﨑氏  :もう一度繰り返すと、2ステップある。K断層はほぼ活断層だといってかまわない、つまり耐震設計上考慮すべきという括弧の必要のない活断層といってかまわない。K断層とD-1破砕帯とが一連の構造と考えられる、あるいは可能性があると(実際、一連と考えられる)。K断層の調査が非常に不十分で実情がわからない状況。そこには確からしさがやや低いという面がある。それは報告書の中に書いている部分。その2つにたって、D-1破砕帯が耐震設計上考慮すべき活断層である、すなわち否定できないとまとめられた。
 
東京新聞:当初3か月位の検討予定だったが、6か月かかった理由は?
 
島﨑氏  :今回の件に限っては、K断層の評価が非常に重要な位置にあった。しかし事業者からの報告が遅く、検討が進まない状況があった。
 
東京新聞:事業者側が反論の機会を繰り返し求めていた、自民党側からもそういう話があったと思うが、検討に影響はあったか。
 
島﨑氏  :事業者側には十分理解してもらいたいし、誤解のないよう説明したい。事業者側から新しいデータを出させてほしいという要望があったこともあいまって、時間がかかったといえばかかったかもしれない。適切に考慮しすすめてきた結果がこのようになった。
 
毎日新聞:今回の報告書は、耐震設計上考慮すべき活断層であると、現行の指針原則に則った判断だと思う。何故今までこの結論に至らなかったのか。
 
島﨑氏  :原子力規制委員会というものが、いわゆる原子力推進側から切り離されて新しい法律のもとに作られたということが一番大きいと思う。
 
毎日新聞:今までどういう問題があってこういう結論がでてこなかったのか。
 
島﨑氏  :私がその問題を繰り返すまでもない。たとえば、国会事故調の報告書を読んでいただければと思う。
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コメント: 1
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    ni0615 (木曜日, 16 5月 2013 08:20)

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