今朝(5/9)のテレビ朝日モーニングバード!「福島第一原発事故の地震原因説を検証」一部文字お越し

テレビ朝日モーニングバード!がパブコメ締め切り日前日ですが、すばらしい放送をしてくださいましたね。パブコメと格闘中ですが、とりあえず規制基準に関係する部分のみ文字おこしします。
 (一市民M)
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★本当に世界一の基準?
 2012年9月原子力規制委員会 田中俊一委員長は『世界一厳しい規制にする』と発言していました。
2013年7月の施行に向けて原子力規制委員会で【原発の新規制基準】を策定中
 
1.本当に”世界一”になっているんですか?
いやいや実は・・・(元GE原発技術者、原子力コンサルタント 佐藤暁氏)
 
玉川氏:政府含め世界で一番厳しい基準にするんだというふうな話なんですが。
 
佐藤氏:世界一と呼ぶには到底それに達していないというふうに思いますね。
 
玉川氏:具体的にどういうところが足りないと思われますか?
 
佐藤氏:地震に対する原子力発電所を設計するときの加速度があるわけですが。
 
玉川氏:それは地震の揺れの?
 
佐藤氏:地震の揺れの強さに対しての(設計基準)ですね。ヨーロッパの場合には1万年に1回発生し得る一番大きな揺れ方、あるいはアメリカの場合ですと10万年に1回と。そういう基準が数値としてはっきりうたわれているわけなんですけど、日本の場合には依然その基準が出ていないわけですね。
 
玉川氏:出てないんですか?
 
佐藤氏:出てないです。加えてこれまでに設計基準がどういう基準だったのかといえば2005年から4回の地震で超過が起こっているんですね。この設定した基準に対して。
 
ナレーション:佐藤氏によるとわずか6年の間に起こった4回の地震で、
女川原発 (2005年宮城県沖地震・2011年東北地方太平洋沖地震)、志賀原発 (2007年能登半島地震)、柏崎・刈羽原発 (2007年新潟県中越沖地震)、福島第一原発 (2011年東北地方太平洋沖地震)、設計基準を超える揺れが観測されたという。
 
佐藤氏:そういうものに対して当然見直しをすべきなんです。
 
ナレーション:さらに不十分なのは地震対策だけではないという。
 
佐藤氏:テロに対しても非常に考えにくいような攻撃で、攻められてくるということに対して当然対応できていないといけないわけですよね。そういうことで諸外国では原子力発電所に事業者の責任として、戦闘部隊を配置しておくというのがもう常識になってきているわけですが、日本は相変わらず武器のない民間の警備会社にゆだねているということになっているわけですので、非常に世界に遅れていると言わざるを得ないと思いますね。
 
ナレーション:また火災(対策)への対応についても日本は遅れをとっているという。
 
佐藤氏:アメリカの場合には最後まで消火の責任を持って対応するのが、発電所の自衛消防隊なんです。消防署の応援はあくまでその自衛消防隊を支援すると。それはなぜかといいますと発電所の中は非常に入り組んでおりまして、どこからどうやって入って対応したらいいのかわかりませんし、どういう設備が設置されているかも発電所の職員でなければわからない。それとどういう安全な設備があって水をかけていいものなのかどうかそれもわからないわけですよね。ですから発電所の職員から編成されている自衛消防隊がしっかり責任を持ってやるというふうになっているわけですけれども、日本はそのあたりも初期消火止まりに責任が限られている。ですからそのへんがいざ発電所の中で火災が起こったときの対応にも非常に不安なところがあるわけですよね。
 
羽鳥氏:今の話を聞くと高木さん、不安ですよね。今後もし再稼働ということがあったとすると。大丈夫なのか。
 
高木氏:佐藤さんのお話が非常に具体的な危機に対して具体的な対策がこれだけ足りていないんだということをおっしゃっていましたよね。でも現時点ではその非常用復水器が地震で壊れたかどうかという部分もわからない状況で、やはり具体性にものすごくイメージが貧困というか欠けていると思うんですよね。その時点でこの間安倍総理はトルコで原発をトップセールスしてきてしまっているわけで、もしトルコで、あそこも地震がある国ですから何かあった時に、ほら日本の原発、やっぱりダメじゃないかと言われてしまう可能性がここで出てきてしまっているんじゃないですか?
 
玉川氏:その時は容赦なく損害賠償請求くるかもしれませんね。
 
羽鳥氏:可能性としてはもちろん日本でも松尾さん、テロということもあるわけですからそれに対する備えっていうのも今もお話がありました・・・
 
松尾氏:イメージでお話しさせてもらうと申し訳ないですけど、ただほんとうにネズミ一匹でおかしくなってしまうような状況で管理したりってことがいま平行して行われていて、水漏れだなんだということもあったりとか、そういうようなちょっといろいろな意識の部分でね、イメージとして杜撰なところがこれだけあって、人が扱う機械ですから機械自体も完璧なものでないかもしれないが、そこでこういうなんだかわかないうちに規制の基準みたいなものが、もう本当に原因がわかっていないところで進められようとして、この先何十年何百年と何が起きるかわからないところでね、なんかすごく今のお話を一連で聞いて不安感増しましたね。
 
羽鳥氏:たしかに不安ですね。。
 
玉川氏:非常用復水器もさっき2つといいましたけれども、ほかにも可能性があるわけですね。ほかにも壊れた可能性としては。2つに限定した話ではないので。とにかく中をくまなく見れないので、とにかくわからないという状況。つまり地震の影響が否定できないというところが今一番正確なところだと思うんですね。地震で壊れた!ということじゃなくて。否定できない。否定できないなら否定できないということに則った規制基準を作らなければいけないんですけれども、そうはなっていませんよというふうな話になってるわけですね。
 
2.なぜ、そうなっているの? 
世界一には到底達していない
地震対策以外に火災・テロ対策も世界に遅れている
なぜなら・・・
 
玉川氏:世界最高の規制基準に全然なっていないじゃないかと。
 
佐藤氏:そういうことですよ、残念ながら。
 
玉川氏:それは規制委員会の中に専門家もいて、果たして今の状態が世界最高かどうかというのは、最高じゃないってわかっているんじゃないですか?
 
佐藤氏:もちろんわかっているでしょう。
 
玉川氏:でもミッションは世界最高の規制基準をつくるなんですよ。わかっているけどやらないことになっているということですか?
 
佐藤氏:『できない』ということですよね。
 
玉川氏:できない。
 
ナレーション:世界一厳しい規制基準を作ることができないのはいったいなぜ?
ナレーション:原発の新たな規制基準を世界一厳しくすることを目指しながら、それはできないと指摘する佐藤氏。いったいなぜなのだろうか?
 
佐藤氏:昔からですね、そうすると発電所が建てられないとか運転できなくなってしまうとか。まあ結局その本来は基準をつくってそれにあわせて発電所をつくらないといけない。
 
玉川氏:当然ですね。
 
佐藤氏:ですけれども、いったんできてしまった発電所に対しては発電所にあわせて基準をつくってしまうと。それが現実として出てしまっているところですね。そこに踏み込めないということなんだと思います。
 
玉川氏:つまり今ある原発をとにかく動かすんだという大前提があると・・・
 
佐藤氏:そういうことですよね。
 
玉川氏:それにあわせた基準にしかなりえない?
 
佐藤氏:はい。ですから(設計基準を)ヨーロッパのように1万年に1回の地震の揺れの加速度にしましょうとかですね、どこで火災が起こっても安全系がおびやかされないような設計にしましょうとかですね、今もうそれを打ち出してしまうと適合できる発電所は『ゼロ』になってしまう。
 
玉川氏:ゼロになりますか?
 
佐藤氏:(ゼロに)なると思いますね。
 
玉川氏:ゼロになっちゃうんですよ。
 
羽鳥氏:できないと言われるともう、何とも言えないですね。
 
玉川氏:ええ。ゼロになっちゃう。
 
羽鳥氏:世界一厳しい安全基準を作ったら全部アウトってことですか?
 
玉川氏:日本の既存の原発はアウトです。
 
羽鳥氏:危ないということですよね?
 
玉川氏:前に国会事故調の野村さんもおっしゃっていたんですけど、本当に原発をこれからも日本でやっていくというふうなことを国民が選択するんだったら、もう一度まったく新しい原発で、かつここだったら世界最高の基準でも大丈夫だという場所に新しく作るしかないんじゃないかと。実はそういう根本的な議論をしないで、今の原発を動かそうというふうなことをしているかぎりは、その規制の専門家にとってもですね、そんなものは無理ですよと、いうふうなお話になってしまう。
 
3.今日のむすび
厳格な「地震」対策が盛り込まれないまま再稼働してはいけないのでは!(玉川氏)
 
赤江氏:ひとたび事故が起きるとですね、1トンのふたがどこに飛んだかを2年経ってもまだ探せないという、そういう状況が起きてしまっているということですよね。
 
玉川氏:そう。まあ、そういうふうにしか解釈できないですね。
 
赤江氏:いかに危険な状況になってしまっているかということですよね。
 
玉川氏:ええ。
 
羽鳥氏:そうすると、7月の新しい規制の基準ですか、どうなるかですよね。
 
玉川氏:どうなるかって。まあ、完全に出た段階でもう一回検証しようと思いますけれども。
 
羽鳥氏:まあ現時点では松尾さん、再稼働前提とすると基準が本当に世界一になるのかどうかってことですよね。
 
松尾氏:そうですよね。だから本当に(再稼働という)結論が決まって、それにすり合わせるように(原子力)規制委員(会)も動いているっていうふうに解釈されないような、ちゃんとしたかたちにして進めてほしいなということですよね。それでなくても(事故の)原因がわかっていないというのと5階で爆発が起きたんだとしたら鉄板(のふた)はほんとうに飛んでいくというのは想像しにくい、物理学のプロでないからわかりませんが、だけど少なくとも見つかっていないくらい遠くに飛んでいくというのは5階で爆発があったらありえないと思いますよね。
 
玉川氏:(原子力)規制委員会のほうも1万に1回とか10万年に1回というふうな検討はしているということなんですね。だとすれば是非、世界一の基準を達成するというミッションをですね、果たしていただきたいと。まずはそこをお願いしたいと。今日のそもそも総研でした。
 
以 上
 

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コメント: 1
  • #1

    徳さん (金曜日, 10 5月 2013 22:32)

    映像は、以下のリンクで見れます。

    http://www.at-douga.com/?p=7774

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